遊記レビュー[藍采和成仙]
李鉄拐とか漢鐘離はまだストーリーになってましたけど、藍采和・何仙姑辺りは書いてること少なくて完全にキャラ紹介風な記述になっちゃいます。ウィキペディアと大部分が内容かぶるのは、ご了承ください…;
◆フリーダム藍采和の巻
采和はもともと裸足の仙人が下界へ下り、人となったもの。身体は人間の格好のようだが、姓もはっきりとせず、毎日ぶらぶらと暮らしていた。いつも、破れた青色の着物に帯をつけ、腰には墨で汚れた板をぶら下げている。足をみると片方は穴のあいた靴を履いているが、もう片方が黒い素足を表している。
裸足の仙人の生まれ変わりって、その仙人の名前を言ってしまうと赤脚大仙。詳しいこと分からない割に、名前は割と有名な仙人だったりします。その赤脚大仙が下丹した姿ってことだと思う、恐らく。でもどこからやって来たのか、素性が謎すぎる。
夏になると厚着して、猛暑の中遊んだり、冬に服を脱いで単衣になり雪の中を遊びまわる……ってか全体的に遊んでるだけじゃねぇか!……そうゆうキャラです。
芸人の真似事したり、長さ三尺余りの大きな拍子木でリズムを取りながら歌い踊って、老若男女を面白がらせます。狂ってるようで、狂ってない、歌は出まかせに思えて、実は深い意味があるようですが、理解できる人は誰もいなかったようです。それも全部で十二首あったり。これを載せようかと最初は思ってたけど量がパネーッス!。・゚・(ノД`)・゚・。
城の堀端にある飲み屋で酒をチビチビと飲んでいる時、笙簫の音が天から聞こえ、急いで見に行こうと采和は白鶴に乗って飛び立ち、その時振り落した上着や靴の紐が、天からキラキラと降り注ぎました。人々が見上げてみたところ、それは美しい玉であったそうです。
同じ八仙関係では李鉄拐と会って、道を論じ合っています。後々、何仙姑とも合流したり。采和は神出鬼没で、現れたと思いきや、すぐにいなくなってしまいます。彼を一言でまとめると、つかみどころがない。
2011/11/30