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遊記  気になること

ところで中国では「土下座」の文化がないってホントなんでしょうか?

以前、中国人の方が日本人に向けて「中国人は何故謝らないのか?」っていう趣旨の記事を書いていたのを見かけてから気になってたんですが。

記事を書いたライターさんによると、中国人は「神様と年上の親族以外には軽々しく頭を下げてはいけない」という風に大抵の人が躾けられていて、それが文化的な常識になってる為、実際は心からの謝罪でも他の国の人から見ると「反省の態度がない」という誤解を受けやすいんだそうです。

実際中国では、レンタルビデオの貸出期間を延滞した客が、店員に土下座して免除してもらおうとするCMを国内で流しただけで、大問題になったらしいです。どうやら「土下座」がいけなかったようで、「中国人に対する侮辱だ」と放送開始から抗議が殺到したそうな・・・。

この手の記事では、やはりあちらさんの反日派と日本のアンチ中国派が、ギスギスなコメントを残してて(もちろん穏健派はフォローしてましたが)何だか殺伐としてます。私はそれを煽るつもりも、フォローするつもりもないんですが・・・ただ一点だけ首を傾げました。

中国文化に「土下座」がないって事はないだろう・・・。だって、つい最近「東遊記」で見ましたもん。中国故事でとある仙人が仲間に土下座してる場面。名前伏せる気ないのではっきり言います。

呂洞賓です、はい。

「床に頭をこすり付けて謝る」って、そりゃ完璧「土下座」でしょ。それともあれか、相手が師匠(目上)だからいいのか?変な所で上げ足取って申し訳ないが、彼は仙人の中で一二を争う人気者だから、どうしてもそこ気になってしまった。

2011/08/14 ブログ記事にて

というわけで、日本の土下座に近い形の、中国の拝礼を調べました。

こうとう【叩頭 kòu tóu】
中国古来の拝礼の一つ。〈叩頭〉は後漢のころから,古く《周礼(しゆらい)》に挙げられた。〈九拝〉の一つ〈頓首〉と同義通用するようになったという。いわゆる〈拝〉は,立ったままする〈揖(ゆう)〉と異なり,基本的に頭・手・足をともに用いる跪拝のことで,〈頓首〉〈叩頭〉は,ひざまずいて両手を胸の前で重ねあわせ,頭額を急激に地面に叩きつけて行った。〈頓首〉は,古くは〈稽顙(けいそう)〉と呼ばれて凶拝であったことから,頭額を物に激突させて自殺するという中国特有の習俗を背景に生まれ,本来殉死の形態から喪礼に用いられる拝法として定着してきたものとみられる。-----(世界大百科事典 第2版 引用)

急激に地面に叩きつけるって…日本の土下座よりよっぽど過激www

…由来がアレなだけにそう思ってしまいますが、実際中国の歴史ドラマとかでみる叩頭は、本当に形だけなので字面だけでイメージしてはだめですよ。

まあ遥か昔はおもいっきり叩きつけたのかもしれんけど。

遊記 暗八仙

八仙たちが各自必ず持ってる持ち物、これは「暗八仙」と呼ばれるもの。いわゆるその人を暗示するシンボルで、大体の八仙絵はこれで誰が誰だか見分けられる仕様です。そして今では「暗八仙」を見るだけで、ニヤニヤできるまでに、私は上級者になりましたよ。

はい、それはそうとずっと気になってるのは、張果老の「暗八仙」です。

暗八仙

絵を見てもらえばわかるはずですが、ぶっちゃけこれ・・・何なの?
どう使うの??と思ってしまいます。

名前は「魚鼓」といい、楽器の一種だそうです。
「鼓」という名前から、「太鼓」の一種なのは明らかですが、ネット検索するとお寺の「木魚」しか出てきません。当然別物です。

張果

この竹筒から飛び出した物体、分離するみたいなんですけど(図参照)、どう見てもその形状が太鼓を叩くバチには思えず・・・むしろあれです。空き缶拾う道具(トング)としか言いようがない。

で、あまりにも「魚鼓」というのが用途不明だったので、どういうものか本で調べることに。
図書館で最近借りてきた「中国音楽の現在」という本によると、「竹筒の一端に豚の膀胱の膜をはったもので、長さ70センチ、直径約14センチ」。昔から道教の語もの音楽に、主要伴奏楽器として使われていたそうな・・・。で、肝心の使い方なんですが、それが全然どこにも書いてないんですわ。

一応分類的には膜鳴楽器のはずですが。
でもあのトング(?)で・・・どう叩くというの?どんな音がするのか想像もつかない。

2011/08/14 ブログ記事にて

またもや解決編…

偶然ながら、魚鼓の演奏動画を発見しました~(´Д`)

発見した動画を見たところ、豚の膀胱の膜を張ってる部分を、堤太鼓みたいに素手でポンポン叩くみたいです。でもやっぱりあのトングの必要性わからずww揺らすことで音が出そうなタイプ(実際出ているかは微妙)と、そうじゃないような(只の飾りっぽい)タイプが両方ある…。
魚鼓は今でも「道情(どうじょう)」ってジャンルの曲に用いられてる楽器みたいです。動画を見たい人は「道情」ってキーワードで検索するといいですよ。
探すの面倒だけど、とりあえず見てみたいって方は、こちら(youtube)チェックで。

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ロゴ

天界のとある「禁」を犯してしまい、
下界に追放されてしまった一人の天才笛吹き。
水面下で起こる驚天動地の事変に巻き込まれながらも、
幼い兄妹をお供に連れて「人探し」の旅を続けていた。

この物語は仮想中華をテーマとしたファンタジーです。
「東遊記」のオマージュ要素を含みます。
史実との関連性は全くありません。
引用された実在の名前も、物語では設定が異なります。
実際の「東遊記(エリート出版社)」や八仙については、
「東遊記About」をご覧ください。

● 本編(朔月と笛吹き)
序章「うさ耳美少女誕生秘話」
一話「ハロゥワーク」本文32p
二話「天才天子穆王」本文33p
三話「嵐の前の静かな笛」本文35p
四話「舞萩の言祝」本文46p
五話「藍采和師父」本文32p
六話「豊邑の崖」本文37pnew
七話「地竺の国の美美」サンプル26pnew
八話「意に染まぬ婚姻」サンプル12pnew
● 蟠桃会編
  西王母のお誕生日会。本編より少し遡った話。
一、「開会式」(済)
二、「宰相会談」(済)
三、「母への手紙」(未)
四、「御前試合」(未)
五、「招かれざる客」(未)
六、「西王母の神具」(未)
● 成仙
  遥か遠い昔話。八仙人がそれぞれ仙人になった理由を
  西王母が語る。オムニバス小説。
一、李鉄拐
二、漢鐘離
三、呂洞賓
四、韓湘子
五、曹国舅
六、何仙姑
七、おまけ